電材屋営業職はきついって本当? 〜1日の仕事の内容編〜

電材屋営業職はきついって本当? 〜1日の仕事の内容編〜

「電材屋 きつい」「電材屋 ブラック」などの検索が目立つのが正直なところです。
これから電材屋に就職される方や転職を考えている方の参考になればと思いキーボードを叩きました。

 

電材屋の営業マンってきつい?

結論から書きますが、

個人の差によって分かれると思います。

ありきたりな結論で申し訳ないですが、まさに個人の差によって変わると思っています。
合わせてその時の感情によっても左右されると思っています。

ここからは、電材屋の営業マンとして約15年ほど従事していた私の主観です。
これは私が感じたこと、経験をしたことのなのであくまでも参考としてお読みいただければと思います。

このページは1日の仕事の内容編ということで、閑散期と繁忙期の1日の仕事の内容をざっくり書いてみました。

閑散期の1日

7:30 出勤
・メール、FAXの確認
・受注伝票の作成
・本日の納品先の確認と商品の品出し、検品

8:30 始業
・朝礼

8:45 営業活動
・顧客の電話対応(閑散期は午前10本程度)
・メーカーに商品の手配
・メーカーへ見積依頼
・見積書の作成
・配達商品の積み込み作業
・現場配達、顧客事務所配達を兼ねて受注活動

12:00 昼休み

13:00 事務作業
・顧客の電話対応(閑散期は午後20本程度)
・メール、FAXの確認
・メーカーに商品の手配
・メーカーへ見積依頼
・見積書の作成
・配達商品の積み込み作業

15:00 営業活動
・現場配達、顧客事務所配達を兼ねて受注活動

18:30 事務作業
・メール、FAXの確認
・メーカーに商品の手配
・メーカーへ見積依頼
・見積書の作成
・明日の段取り

20:00 退社

繁忙期の1日

6:30 出勤
・メール、FAXの確認
・受注伝票の作成
・本日の納品先の確認と商品の品出し、検品
・配達商品の積み込み作業

8:00 営業活動
・朝一の現場納品の為、朝礼は不参加。

※事務所に戻って対応する時間がないため、社外での対応
・顧客の電話対応(繁忙期は午前40本程度)
・メーカーに商品の手配
・メーカーへ見積依頼
・現場配達、顧客事務所配達を兼ねて受注活動

12:00 昼休み
※なかなかゆっくりとした時間がとれずほどコンビニのおにぎりかパンを運転中に食してました。

14:00 事務作業
・顧客の電話対応(閑散期は午後40本程度)
・メール、FAXの確認
・メーカーに商品の手配
・メーカーへ見積依頼
・見積書の作成
・配達商品の積み込み作業

15:00 営業活動
・現場配達、顧客事務所配達を兼ねて受注活動

19:00 帰社、事務作業
・メール、FAXの確認
・メーカーに商品の手配
・メーカーへ見積依頼
・見積書の作成
・明日の段取り

22:00 退社
※遅い時は24:00近いこともありました。。。

 

閑散期の繁忙期の差が激しい

上記のように、閑散期と繁忙期の差がかなり激しいのが電材業界の特徴の一つだと思います。

電材屋の営業職は、基本的にはルートセールスです。
どうしてもお客様に合わせなければならないので、そこがきつい、ブラックだと思う人が多いかもしれません。

正直、繁忙期は1日2日で終わるものではないので、相当きつかったです。
実際に私もきついな、ブラックだなとは感じたことは多くありました。

しかし、お客様からの感謝の言葉や、売上数字として結果が現れたのでそこまで辛くは思いませんでした。

 

売上目標に執着せず、段取りよくこなせばもっと早く退社できる!?

私は売上目標に強い執着をしていたので、退社が遅くなったのではないかと自己分析をしています。

ルートセールスは、担当のお客様の数×「見積り→受注→納品」の繰り返しで売上が構成されています。

言葉はあまりよくないのですが、売上目標に執着をしていない営業は閑散期、繁忙期に関係なく18時〜19時には退社をできていました。
残念ながら、売上目標は常に未達成ですが・・・。

生産性を改善し、効率を上げれば当然早く退社もできますが、そういった要領の良い営業には、さらに担当顧客が増える傾向にあります。

今は働き方改革もあり、目標数字が下がったり、退社の時間が早くなったとも耳にしますが・・・。

 

最後に

今後も電材屋のリアルについての記事を作成したいと思います。

・電材屋に新卒で入社する
・電材屋に転職したい
・電材屋を辞めたい

など相談も無償で行っています。
電材屋営業を経験した先輩としてお話しできると思いますのでお気軽にDMください!

 

この記事を書いたのは・・・

アシスライヴ

アシスライヴ

電気工事業と電材屋は「対等なビジネスパートナー」の関係がベスト!15年の電材商社営業経験をもとに、電気工事に特化したコンサルティングを行っています。中でも「仕入れのデータ分析」に自信を持っています。 このサイトは、電材の最新情報や電気に関することを発信。目指すは各メーカーを横断する、電気工事に関することのデータベースサイト。

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