【5分でわかる】PF管とCD管の違いとは?

【5分でわかる】PF管とCD管の違いとは?

このページでは、「PF管とCD管の違いとは?」について解説しています。

 

PF管とCD管について

合成樹脂製可とう電線管は、PF管とCD管に分けることができます。
PF管とCD管については、こちらで解説をしました。

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合成樹脂製可とう電線管(PF管)【電材まとめ】 PF管の特徴や主要メーカーを解説。元電材屋営業マンの一言メモは、ここだけの話。
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合成樹脂製可とう電線管(CD管)【電材まとめ】 CD管の特徴や主要メーカーを解説。元電材屋営業マンの一言メモは、ここだけの話。

 

PF管とCD管の違いとは?

PF管とCD管の大きな違いは「耐候性」と「自己消火性」です。

CD管は耐候性が低く、自己消火性はありません。
耐候性が低いので、屋外で使用すると数年でボロボロになってしまいます。
PF管は、耐候性と自己消化性をもっているので、屋内外で使用可能です。

  • CD管:コンクリート埋設用
  • PF管:露出配管可能

と覚えておけばよいでしょう。

耐候性とは?

太陽光(紫外線)や熱、雨水によって、変形や変色、劣化等を起こしにくい性質。

自己消化性とは?

熱源が無くなった際に、自ら消化する性質。
火に触れていると燃え続けますが、火が消えると次第に消化していきます。

 

価格の違いは?

価格を比べると、耐候性と自己消化性をもっているPF管がやはり高くなっています。
しかし価格が安いからといってCD管を選定しないようにしてくださいね。

 

色の違いは?

色も大きく違います。

PF管は、

未来工業(株):ベージュ・ミルキーホワイト、グレー、黒
パナソニック(株):ウォームグレイ・クリームグレイ・ブルー・ライトブラウン・チョコ

CD管は、

未来工業(株):オレンジ
パナソニック(株):オレンジ

CD管はどちらのメーカーもオレンジ一色です。

 

PF管とCD管の施設場所

PF管とCD管の施設場所を表にまとめました。

 

スマホの場合は、右にスクロールすることができます。

電力線絶縁電線電力線ケーブル弱電流電線
PF管:地中埋設×
PF管:屋内(露出・隠蔽)
PF管:屋外(雨線内外)
PF管:コンクリート埋設
CD管:地中埋設×
CD管:屋内(露出・隠蔽)×
CD管:屋外(雨線内外)×
CD管:コンクリート埋設

○:使用可 ×:使用不可 △:使用可だが、PF管推奨

 

まとめ

PF管とCD管の違いについて簡単にわかりやすく解説をしました。
仕様を確認し、適切・安全に使用してください。

 

この記事を書いたのは・・・

アシスライヴ

アシスライヴ

電気工事業と電材屋は「対等なビジネスパートナー」の関係がベスト!15年の電材商社営業経験をもとに、電気工事に特化したコンサルティングを行っています。中でも「仕入れのデータ分析」に自信を持っています。 このサイトは、電材の最新情報や電気に関することを発信。目指すは各メーカーを横断する、電気工事に関することのデータベースサイト。

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